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腎臓のしくみについて

かつては、「腎臓病に薬なし」と言われたほど、腎臓病の治療は困難であり、不可能に近い状態でした。しかし近年では、薬物療法、透析療法(とうせきりょうほう)、腎臓移植(じんぞういしょく)、とすばらしい進歩がみられます。
ただしその一方で、腎不全(じんふぜん)におちいる患者さんは増加傾向にあります。成人病から腎臓がいためつけられて腎不全を起こす場合があるからです。
腎臓に悪い影響をもたらすものには、高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風などの循環系・代謝系の病気です。したがって、こうしたいわゆる成人病の早期発見が腎臓を守ることにもなるのです。

腎臓のはたらき
腎臓は、ソラマメに似た形をし、当人の握りこぶし程度の大きさです。これが左右ひとつずつ対になって、背骨をはさんで向かい合っています。ちょうど腰のあたりの位置に相当します。右側の腎臓は、上に肝臓があることから左側と比べて少し下がっています。

腎臓というのは、「ネフロン」という排泄機能をもつ小さな器官の集合体です。ネフロンひとつは、糸球体(しきゅうたい)、ボウマン嚢(のう)、尿細管(にょうさいかん)が組になっていて、ひとつの腎臓に100万個のネフロンがあるといわれます。
腎臓のはたらきは、主に次の3つです。
1.代謝物や老廃物、薬物などを排泄するはたらき。
2.体内の水分の量の調節と、その成分の恒常性を保つはたらき。
3.レニンやエリスロポチンといったホルモンを分泌するはたらき。
腎臓について | 投稿者 jumiso04 06:13 | コメント(0) | トラックバック(0)

ネフローゼ症候群とたんぱく尿

急性腎不全(きゅうせいじんふぜん)や慢性腎炎(まんせいじんえん)と並び、代表的な腎臓病のひとつに、ネフローゼ症候群があります。たんぱく質が大量に出て(1日に3.5グラム以上)、尿中に排出されることから、体内におけるタンパク質が不足して、顔面や足に強いむくみが出る病気です。

ネフローゼ症候群では、たんぱく尿(尿中に漏出した血清たんぱく)が、多量にみられます。
健康な人でもごく微量のタンパク質が尿中に検出されます・・・1日50グラム以下です。また、とくに病気ではなくても、マラソンなどの過激な運動をした後に生じるもの(運動性たんぱく尿)や、起立したときに生じるものの、寝ると消えるもの(起立性たんぱく尿)、また新生児たんぱく尿などがあります。これらを「生理的たんぱく尿」と言います。
しかし常時、しかも多量のタンパク質が尿中に排泄されることはありません。
多量のタンパク質が尿中に排泄されるのは、やはり何か腎臓に病気があるということなのです。

ネフローゼ症候群の症状は、1.たんぱく尿、2.浮腫(ふしゅ)・・・むくみのこと、3.高脂血症(こうしけっしょう)が主なものです。特にたんぱく尿は、ネフローゼ症候群の診断の決め手になります。
まずは、尿たんぱくが、1日3.5グラム以上出ているかどうかで判断されます。その後、さらに血清検査や腎生検(じんせいけん)によって詳しく診断を行います。
・参照:腎生検査とは、腎臓を針で穿刺(せんし)して組織を調べる方法。
ネフローゼ症候群 | 投稿者 jumiso04 15:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

骨粗しょう症 カルシウムの摂取

骨量が減り、骨がカスカスの状態になってしまう病気が
骨粗しょう症です。カルシウムの摂取不足やホルモン変化
などが原因になります。

骨粗しょう症の予防と改善では、カルシウムを充分に
摂取することが第1にあげられます。

通常、成人のカルシウム必要摂取量は、600ミリグラムと
いわれますが、骨粗しょう症の改善と予防には、
1日1000ミリグラムを目標にしましょう。

よって、それだけの量をとるためには、優先的 
カルシウムを豊富に含み、かつ吸収率の良いものを
採るようにしましょう。

カルシウムを多く含む食品
・牛乳や乳製品・・・牛乳、プロセスチーズ
・大豆、大豆製品・・・凍り豆腐、木綿豆腐
・小魚や海藻・・・干しあみ、干しえび(殻つき)
・青菜類・・・小松菜、青梗菜


*なかでも牛乳や乳製品は、カルシウムの吸収率が高く、
優良なカルシウム供給源です。

干しあみ、干しえびや煮干、干しひじきは、100グラム中の
カルシウムは確かに多いのですが、現実的に考え、
毎日の食生活のなかで干しえびを100グラム食べ続けることは
なかなか難しいですよね。

干しえびの1食の摂取量はせいぜい5グラム程度だからです。
牛乳の場合、100グラム中の摂取量からすると、
到底干しえびには負けますが、牛乳なら100グラムどころか、
200グラムを毎日飲み続けることは決して無理な話
ではありません。

コップ1杯朝、飲めば、もう200グラムです。
牛乳をそのまま飲むのは苦手な人は、シチューや
ポタージュスープに入れてもいいでしょう。
無理のない形で持続することが大切です。

腎臓病について | 投稿者 jumiso04 12:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

慢性腎不全

さまざまな症状が腎臓病になると現れます。
腎障害(じんしょうがい)が重くなり、
腎臓の機能が健康な人の半分以下にまで
さがってしまった状態を慢性腎不全(まんせいじんふぜん)
いいます。

その多くは元に戻りません。
ただし、生存率が現在では人工透析(じんこうとうせき)
の技術が進歩して、大きく伸びています。
慢性腎不全の症状には次のものがあります。

●腎臓の代謝機能障害によるもの・・・腎臓には、
体内で必要な物質を化学的に変化させることで
はたらきを活性化し、分解する能力があります。

この機能が損なわれると、さまざまな症状をもたらします。
その一つが、ビタミンDの欠乏です。

ビタミンDは、腎臓で活性体に変わることから、
腎臓の働きが障害されるとビタミンDの欠乏に至るのです。
そしてこれが原因で「くる病」や「骨軟化症(こつなんかしょう)」、
「繊維性骨炎(せんいせいこつえん)」
などの骨の合併症が発生します。

●腎臓の排泄機能障害によるもの・・・
腎臓は、老廃物や不要物を尿中に排出する機能があり、
その機能が障害されると、浮腫(ふしゅ)、高カリウム血症、
アシドーシス(酸性血症(さんせいけっしょう))、
高尿素窒素血症(こうにょうそちっそけっしょう)、
高クレアチニン血症、高リン酸血症、
高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)、
尿毒症(にょうどくしょう)、
尿毒症毒素(にょうどくしょうどくそ)といった、
実にさまざまな症状をもたらします。

腎臓病について | 投稿者 jumiso04 12:48 | コメント(0) | トラックバック(0)